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【新・関西笑談】喜びを力に、共に生きよう(4)(産経新聞)

 □「スペシャルオリンピックス日本」理事長 有森裕子さん

 ■泣いている暇があるのなら 何ができるか考えるのが私の役目。

 --大変なところへ行ってるのに淡々としてます

 有森 世界中に大変なところがあるのに、いちいち泣いていたらやってられませんよ。カンボジアマラソンは毎回、運営するのでバタバタしているし、国連も問題解決のために行っているわけですから、どんどんアイデアを出さないと。冷たいように聞こえますけど、すごい現場を見て嘆息している暇がないのが正直なところです。

 --はじめからそんな感じですか

 有森 実は1回だけ泣いたことがあるんです。国連の親善大使として、初めてカンボジアへ行ったときですね。

 --何がありましたか

 有森 シビアな話になりますけど、病院で出会ったエイズの女性が当時の私と同じ30歳代の人だったんです。べッドのそばに女性のお母さんがいて、私に年齢を聞いて「長寿でいてくださいね」と声をかけてくれたんです。

 --30過ぎの人にいう言葉ではないですよね

 有森 彼らは病院で、日々エイズで死んでいく人を見ているわけです。いずれは自分の娘もそうなる。そういう状況の中で出てきた言葉だと気づいたとき、さすがにその場所にいれなくてですね。外で泣きましたよ。でもその瞬間、なぜか気が付きました。泣きたいのは彼女の方だろうが、とね。

 --それはそうですね

 有森 その女性は夫から感染していて、その夫はエイズの知識がなくてそうなったわけですから。知ってたらなってないわけで。子供もいるのにですよ。そりゃあ、泣きたいのは、そのエイズにかかった娘さんであり、お母さんでしょう。そのお母さんに気遣われて泣いていたんではしようがないでしょうがと。

 --何のために現場に行ってるのかということですよね

 有森 そうなんですよ。泣いている暇があったら、何ができるのかを考えるのが自分の役目だと。はっとわれに返ったんです。そのときに気づいたから、今も活動を続けられているわけですけど。

 --国際援助の現場ではどうしても涙を誘いがちですね

 有森 それは現場でよく言われます。テレビでかわいそうな場面を見ている人はそれでいいですが、現場に行くと取材も写真もいいから、この現実をどうにかしてくれと訴えられます。それが現実なんですよ。日本は相変わらず、途上国の現状を紹介するのにお涙ちょうだいが主流なので、現場でしっかり活動するという感覚があまり育ってない。現場感覚を持った人を育てたいですね。

 --途上国に行くと、どうしても物売りの子供にお金をあげたくなる

 有森 そんなことしたらあとでえらいことになりますから。1回目のカンボジアマラソンの時、子供から何か買おうとしたら子供が私めがけてざーっと寄ってきた。見ていると、その中で買ってもらえる子とそうでない子がでてくる。国連でインドにいった時に「絶対お金をやらないでくれ」といわれましたね。お金あげたら自分は気持ちいいかもしれないけれど、無責任にものをパーンとわたして。自分は日本に帰っちゃうわけですからね。(聞き手 北村理)

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